従業員のご家族の成長を祝う福利厚生は、従業員に感謝の気持ちを伝えるのに有効です。しかし、「現金や金券だと気持ちが伝わりにくい」という思いから特定のアイテムを贈ろうとしても、商品を確保できないという事態は十分に起こりえます。グローバルに事業を展開するトプコンの販売子会社である株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン様も、同様のお悩みを抱えていました。交渉した多数の会社が対応できなかった企画を「ポイント制のオリジナルカタログギフト」という形で実現させたのがSELECTSです。選んだ理由や従業員の反応などについて、企画を担当された亀尾様と上原様に伺いました。
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン様が「SELECTS」を選んだ決め手を教えてください。
上原:従業員のお子様が小学校に入学されるとき、ランドセルをプレゼントするという企画で、「ランドセルをラインナップしたカタログギフト」をつくろうと考えていました。ところが、そういうカタログギフトが世の中に存在しなかったんです。でも、「SELECTS」のご担当者は、「必ず実現します」とおっしゃってくださったので即決しました。
亀尾:ギフト会社だけでなく、百貨店を含めていろいろなところに問い合わせをしたのですが、どこも対応してくれなかったんです。小学校に入学したお子様が対象なので、それほど数が多くないのも理由だったのでしょう。さんざん探し回って、ようやく行き着いたのがオリジナルカタログギフトでした。
他にもオリジナルカタログギフトを扱っている会社はあると思いますが、何社か検討をされたのですか?
上原:もう1社、話を聞いてくれたところはありました。しかし、ランドセルのメーカーと契約を新たに結んで、それからできるかどうか検討を進めるというお話で、かなり時間がかかりそうだったんです。
亀尾:「SELECTS」もランドセルの取扱実績はないということでしたが、あらゆるアイテムを取り扱ってきた実績があり、メーカーと迅速に交渉するノウハウを持っているというのが心強かったですね。正直、それまでかなりの会社さんから断られていたので、「本当にできるのだろうか」という不安はありましたが、想像以上に早く「できそうです」という返事をいただいて、一気に信頼感が増しましたね。
上原:ランドセル以外のラインナップも、予算に細かく合わせることなく希望するものを入れていったのですが、ほとんど実現させてくださって驚きました。あとから調べたら、通常購入するよりも安価に仕入れたものも多くて、交渉力というか調達力は本当にすごいと思います。
そもそも、なぜ「ランドセルをラインナップしたカタログギフト」を贈ろうと考えたのでしょうか。
亀尾:弊社は、従業員エンゲージメントの向上も見据えて、全体的な人事制度改革を進めています。その中で、福利厚生の見直しの一環として、子育て支援を強化していこうということになり、従業員のお子様の成長を祝おうということになったんです。
上原:現金や金券だと、お子様に行き渡らない可能性もありますので、高額だけど必要になるランドセルにしようということになりました。中には、ご親族から贈られるケースもあるでしょうから、ランドセル以外も選べるカタログギフトにしたんです。具体的には、10万円分のポイント制にして、自由にアイテムを選べるようにしました。
10万円分のカタログギフトとは、インパクトがあります。ランドセル以外はどんなアイテムをラインナップしたのですか?
上原:私自身、小学生の子どもがいますので、ランドセル以外にも必要なものがたくさんあるということを切実に理解しておりました。そこで、10万円という枠組みをあえて考えずに購入したものをリストアップしたんです。学習机と引き出し、二段ベッドのセットなど「10万円を超えるかも……」と思うものもいくつもあったんですが、ほぼ全て希望どおりに反映してくれました。
亀尾:ラインナップがそろった段階で、社長をはじめとする経営陣に見せたところ「すごくいいね」と高評価でした。人事・総務グループ内でもとても評判が良くて、展開する前から手応えは十分でした。
上原:実際、ランドセルを選ばない従業員はいたんです。でも、たとえばブランド物のロードバイクなど、買いたくてもなかなか手が出ないですよね。ただでさえ出費が多い時期なので、もっと安い自転車にしておこうとなってしまうところ、「SELECTS」に入っていたので選ぶことができたという声も聞いています。
ギフトを受け取った従業員のみなさまの反応はいかがでしたか?
上原:非常に好評で「とてもありがたい」という反応ばかりでした。対象の従業員と社内ですれ違ったときなど、「魅力的な商品ばかりあって悩んじゃいます」「子どもといっしょに選んでワクワクしました」などと会話が盛り上がりました。私はもう1人小さい子がいるので、小学校入学が今から楽しみです。
亀尾:お子様といっしょにカタログギフトを見ながら選ぶなど、コミュニケーションの機会を提供できたのはとても良かったと思います。私自身、完成したカタログギフトを見ただけで楽しくなってきたので、デザインは「SELECTS」におまかせでしたがお願いしてよかったと思いました。
人事制度改革の一環として新たに実施された福利厚生の取り組みということでしたが、従業員エンゲージメント向上を感じさせるような反応はありましたでしょうか。
上原:「こんなに高額なギフトを会社からもらえるなんて思わなくて、とても嬉しかった」という声はありました。対象となる社員以外にも周知していますが、好意的に受け止められているのではないかと思います。
亀尾:子育て世代の従業員が話題にしていたという話も聞きます。喜んでもらえるものが提供できたという実感が得られたのは率直に良かったと感じています。現在はキャリア採用にも力を入れていますが、30代から40代の子育て世代へのアピールにもつなげたいですね。
ギフトの注文や発送、受け取りなど「SELECTS」のサポート体制はいかがでしたか。
上原:先ほどお話ししたとおり、初動から迅速かつ的確な対応をしていただけました。カタログギフトは専用Webページを作成してもらって、そこに従業員がアクセスして選ぶ流れだったのですが、私たちはWebページのURLをメールに貼り付けて送るだけで済みました。
亀尾:とにかく対応が早かったですね。当初、多数の会社から断られたこともあって、予定よりもかなりスケジュールが切迫していたのですが、あらゆる面でスピーディに対応してくれました。想定外のトラブルへの対応も確かでした。北海道の従業員が、大型の商品を注文したところ、離島扱いで届かなかったことが1回あったんです。でも、「SELECTS」のご担当者に連絡したらすぐに対応してくれて、そんなにお待たせしなくて済みました。
ありがとうございます。最後に、「SELECTS」の導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
上原:やはり、ランドセルというかなり特殊な商品でも、すぐラインナップに加えていただけたのが非常に信頼できるポイントです。「こんな商品を加えたオリジナルカタログギフトをつくりたいけど、無理かも」と思ってしまうときも、まずは相談してみることをおすすめします。
亀尾:私も同感です。本当に弊社では「SELECTS」の評判がよくて、上司からは「販売代理店様向けに展開することも検討したい」との話もあるほどです。商品の手配からカタログギフトのデザイン、注文の受付から発送までワンストップでおまかせできるので、「カタログギフトを使ってこんなことをやってみたい」とお考えの会社さんはぜひ問い合わせてほしいですね。
ありがとうございました。
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパンは、株式会社トプコンのスマートインフラ及びポジショニングビジネス統括会社として設立。
トプコンは測量・土木・建築・農業の4つの業種の課題解決をする製品を展開するとともに、最先端のD X ソリューションで、医( ヘルスケア)・食( 農業)・住( 建設)の社会的課題を解決し、世界の人々の豊かな生活を実現するために挑戦し続けます。
社名
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン
住所
〒174-8580 東京都板橋区蓮沼町75-1 (株)トプコン内
URL
https://www.topconpositioning.asia/jp/ja/
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