みなさまに喜んでほしくて贈る法人ギフト。対象人数が多く多様な個人の好みがわからなかったり、マンネリ感が出てかえって残念に思われてしまったりと、ギフト選びに苦労をされているご担当の方々も多いかと思います。サニテーションビジネスを切り拓いてきたパイオニアで、現在は環境・エネルギーの領域に事業を拡大する東証プライム上場の株式会社サニックス様も、そうした悩みを長年にわたって抱えてきました。「ようやく理想のカタログギフトが具現化できた」と「SELECTS」を評価いただく担当の堤様に、オリジナルカタログギフトにこだわる理由や、「SELECTS」で実現できたこだわりポイントなどを詳しく伺いました。
株式会社サニックス様が、「SELECTS」でオリジナルのカタログギフトを作成しようと思われた理由をお聞かせください。
当社は、1975年に創業して間もない頃から、毎年5月5日の「こどもの日」に従業員のお子様へ贈り物をしています。
当初はモノを贈っていましたが、近年はお子様の好みが多様化していますので、各家庭の希望にあわせて商品を選んでいただけるように、8年前からカタログギフトへシフトしました。
しかし、カタログギフトの中に肝心のお子様向けの商品が少ないことが悩みでした。
たとえば定番商品の包丁やワインなどのお酒類は、大人がもらうぶんには嬉しいけれど、こどもの日のプレゼントには相応しくないですよね。
サニックスさまにとって、理想のギフトはどういったものだったのでしょう。
理想は「お子様がもらって嬉しい商品だけを集めたカタログギフト」を贈ることだったのですが、意外にもそういう既存のカタログギフトは探しても見つかりませんでした。約10年にわたって探し続けて、やっと出会えたのが「SELECTS」でした。お話を聞いたときは「ついに探し求めてきたサービスに出会えた」と感じました。
毎年、従業員のお子様へ贈り物をしている企業は非常に珍しいと思いますが、なぜそうした取り組みを始めたのでしょうか。
残念ながら、この取り組みを始めた創業者は亡くなりましたが、従業員を日頃から支えてくださっているご家族へ感謝の気持ちを伝えたいという強い思いがあったと聞いております。
「こどもの日」に贈り物をするのは、とりわけ創業期、ゴールデンウイークの時期がかなりの繁忙期だったからなのです。当社は創業当時、シロアリ防除が事業の中心でしたが、シロアリというのはちょうどゴールデンウイークの時期に羽根を生やして飛び立つんですね。ですので5月上旬に依頼が殺到し、世間は大型連休でも当社の従業員は世間と同じようには休めなかったのです。
「お休みなのに親御さんと一緒に遊べない」ことに対し、申し訳ないという気持ちを創業者は強く持っていたのでしょう。当初は、従業員数が少なかったこともあり、創業者自ら従業員のご家庭を訪問してお子様にプレゼントを手渡していたと聞いています。ちょうど「こどもの日」ということもあり、お子様の健やかな成長を願う気持ちも込めていたのだと思います。お子様から手書きの御礼状をいただくこともありました。
近年はどのようなギフトを贈ってこられたのですか。
乳幼児なら赤ちゃんグッズとかタオルなど、親御さんが使うものだったり、小学生なら文房具やおもちゃから選ぶことが多いですが、中学生となると好みもかなり多様化してきて、なにが喜ばれるのか見当もつかないというのが正直なところでした。
年代も性別も様々なこどもたち全員が喜ぶものを選ぶことは困難を極める作業でした。
年代・性別ごとにそれぞれ喜ばれるギフトを贈るとなると、10種類以上の選定が必要になると思いますが、どうやって選ばれてきたのでしょう。
親世代の従業員から意見をもらったり、ギフト業者さんから提案をもらって決めてきましたが、ベストな選択はなかなか実現できなかったように思います。一度だけ、ポケモン(ポケットモンスター)が大ブームだったとき、キャラクターのバスタオルを全年齢に贈るという提案を業者さんからいただいて実行したところ非常に好評でしたが、そんな商品はめったにありません。
既成のカタログギフトにしてからは、課題は解決されなかったのでしょうか。
先述したように既成のカタログギフトにはお子様向けのアイテムが少なく、こどもには相応しくない商品もありました。
そこで、カタログギフトからお子様向けの商品だけを抜き取って編集・製本し、送付していた時期もあります。
近年はカードタイプのカタログギフトを採用していましたが、アイテムのバリエーションが少ないので、
毎年贈るとなると贈られた側も似たようなラインナップから選ぶこととなるのも課題でした。
カタログギフトの業者さんにお子様向けカタログギフトのご相談はされなかったのですか。
相談はしてみたのですが、「需要がないのでできない」という回答でした。
予算に糸目をつけなければ可能なのかもしれませんが、さすがに青天井で出すわけにもいきません。
個人的には、お子様向けのカタログギフトがないことが不思議で、いつか出てくるはずと思って、
約10年にわたってずっとネット検索を繰り返していました。おかげで昨年ようやくSELECTSを見つけることができました。
「SELECTS」でオリジナルカタログギフトを製作しようとなった決め手は何でしょうか。
実は、同じタイミングでオリジナルカタログギフトを手がける会社をもう1社見つけていました。
ただ、その会社さんは、アイテム数自体は豊富ではあるのですが自社で取り扱っているものしか選べなかったんです。
一方、「SELECTS」は、市場に流通しているものはすべてラインアップに入れられるとお聞きしました。
やはり、自由に選択できるというのが、今振り返っても最大の決め手でした。
長年、「本当にお子様に喜ばれるアイテムだけを詰め込んだカタログギフトを作成したい」と切望してきましたので、その実現が期待できるのは大きかったですね。
オリジナルカタログギフトを製作する上で心配されていたことはありますか。
自由に選択できることの裏返しではあるのですが、「ゼロベースですべて選ぶのは大変かもしれない」と少し懸念していました。
アイテム選定は、同じ部署でお子様のいる従業員のご家族に協力してもらいつつ、SELECTSさんからも具体的なご提案をいただきました。
お子様に配る物なので、成分表示や安全面など細かい確認にもご対応いただき、思った以上にスムーズに進めることができました。
デザインや納品までの流れはいかがでしたか。
デザインにも満足しています。サニックスのコーポレートカラーの青を基調として、当社キャラクターである猫の「はるちゃん」のイラストをあしらって、可愛く作っていただけました。
社長の手紙を添えて封筒に入れて郵送し、カードに記載されたQRコードを通じてオンラインで注文いただくというフローでしたが、梱包もきれいで、オペレーションのトラブルはほとんどありませんでした。
従業員のご家族からの反響はいかがでしたか?
全体的に満足度が高かったように思います。アンケート調査でも、喜びの声を多く頂きました。「子どもが欲しがっていたものがあった」「日頃自分では買わないようなアイテムを選べた」といった声を頂き、商品選定に注力した甲斐があったと思っています。2022年度に引き続き、2023年度も「SELECTS」で作成することが決まりましたので、さらに満足度を高めていきたいですね。
2023年度の「SELECTS」でのオリジナルカタログギフト作成は、どのような方向性をお考えでしょうか。
昨年度のカタログギフトの商品数は全部で50点以上と、かなりラインアップを充実させたつもりでしたが、「もう少し選択肢があるとうれしい」という声もありました。今年は対象年齢毎に選べる商品数をさらに増やしていただく予定です。
既存のカタログギフトですとこうはいかないので、こちらの希望通りに毎年変えていけるというのは、非常に大きなメリットですね。
最後に、「SELECTS」の導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
長年の経験から、トレンドだけでなく、ギフトのあり方も年々変わってきていると感じます。
完全オリジナルのカタログギフトが製作できる「SELECTS」ならば、理想通りのカタログギフトが実現でき、さらにニーズにあわせて変化させていくことが可能です。ベストなギフトを求めている方は、「SELECTS」を検討する価値はおおいにあると思います。
ありがとうございました。
株式会社サニックスは「次世代へ快適な環境を」という企業理念のもと、害虫駆除から廃棄物リサイクル、再生可能エネルギーなど「環境」を主眼とする様々なサービスを提供しています。日本全国に130を超える営業所・工場を構える東証プライム上場企業です。
社名
株式会社サニックス
住所
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目1番23号
URL
https://sanix.jp/
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担当
株式会社サニックス
経営戦略部
堤 絵理
(つつみ えり)